[アップデート] AMIに「認定済みプロバイダー」のラベルが付く様になりました
しばたです。
本日よりマネジメントコンソールからパブリックAMIを検索した際にいくつかの公式AMIに「 Verified Provider (認定済みプロバイダー) 」のラベルが付く様になりました。
シンプルですが嬉しいアップデートですね。
どんな感じ?
こんな感じです。
alt="" width="2091" height="981" class="alignnone size-full wp-image-912964" />
緑色の「Verified Provider」ラベルが付く様になりました。
注意点
あくまでもVerified Provider (認定済みプロバイダー)でありAWSが認めたAMIに過ぎない点、必ずしも公式AMIにはならない点はご注意ください。
たとえばRed Hat Enterpries Linux (RHEL)ではRed Hat社(所有者ID: 309956199498)が提供するAMIにはラベルが付いておらず、AWS(所有者ID: 490389498239)が提供するAMIのみラベルが付いています。
alt="" width="1809" height="938" class="alignnone size-full wp-image-912965" />
("公式"であるRed Hat社のAMIにはまだラベルが付いていない)
ちなみにAWSが提供するのはSQL Server on Linux入りのAMIとなります。
特にLinuxディストリビューションについては、我々が「公式」と考えがちなコミュニティAMIにラベルが付かず、企業の提供するAMIにラベル(認定済み企業としてのラベル)が付くこともあります。
「ラベルが付いていないから偽物」では無いのでそこは誤解しないでください。
公式AMIを判別するには?
厳密に公式AMIを判別するには従来通り「オーナー」や「所有者ID」をチェックする様にしてください。
対象AMI
本日時点でこのラベルが付いているのは以下の模様です。
OS/ディストリビューション | 公式 | 対象 |
---|---|---|
Amazon Linux | Yes | AWS提供のAMIが認定済み |
Windows Server | Yes | AWS提供のAMIが認定済み |
macOS | Yes | AWS提供のAMIが認定済み |
RHEL | - | AWS提供のAMIのみ認定済み。Red Hat社提供のAMIはまだ未認定 |
CentOS | - | EuroLinuxが提供するAMIが認定済み |
Fedora | - | いくつかの企業が提供するAMIが認定済み |
Debian | - | Bitnami社の提供するAMIが認定済み |
Ubuntu | - | AWSといくつかの企業が提供するAMIが認定済み。コミュニティ提供のAMIは未認定 |
openSUSE | 不明 | 所有者ID: 679593333241 のAMIが認定済み |
SUSE Linux Enterprise | 不明 | 所有者ID: 013907871322 のAMIが認定済み |
Gentoo | 不明 | 所有者ID: 679593333241 のAMIが認定済み |
今後認定されるコミュニティや企業は増えていくと思われます。
最後に
簡単ですが以上となります。
重ねて言いますが今回付いたのはあくまでも「AWS認定済みラベル」であり「公式ラベル」では無い点はご注意ください。
とはいえ、このラベルがあることで多くのケースで誤ったAMIを選んでしまうことを防ぐことが出来ると思いますので良い感じに参考にしてください。